はじめに
コロナ禍をきっかけに、私は「個人事業主」としての働き方を選びました。この2年間の実体験を通じて感じたメリットやデメリット、そして課題についてお伝えします。
個人事業主は、自由な働き方を選べる一方で、収入や業務のすべてが自己責任です。この記事では、私が試行錯誤しながら見つけた「個人事業で働くコツ」についてお話ししたいと思います。
巷で見かける「月に何百万も稼ぎました!」という類のものではなく、パート収入くらいの報酬を目指した働き方です。自分で情報を取りにいかないと知りえない世界なのですが、特別なスキルがなくても、怪しげな講座や教材を購入しなくても(笑)稼ぐ方法はたくさんあるので、選択枠の一つとしてオススメしたいと思ってます!
私が個人事業を始めた理由
私が個人事業を始めたきっかけは、次の2つです。
コロナ禍で育児と仕事の両立を考えた
子供の体調が少しでも悪いと、学校を休ませなければならない状況が続く中、誰かに雇われている働き方では柔軟な対応が難しいと感じました。個人事業なら自分のスケジュールを調整できるため、安心感がありました。
自分だけの力で稼ぐへの挑戦
会社の看板に頼らず、自分の力だけでどのくらい稼げるのか試したいと思ったのも理由の一つです。個人事業主として働くことは、私にとって「自己挑戦」の場でもありました。
個人事業主のメリット
自分次第で何でも決められる自由
仕事の内容や進め方、働く時間など、すべて自分で決めることができます。「こういう働き方をしたい」という理想に近づけられるのが個人事業の魅力です。
お客様を自分で選べる
雇用契約では上司や同僚を選ぶことはできませんが、個人事業では自分が心地よいと感じる相手とだけ仕事をする選択が可能です。
短時間でも高単価が狙える
業務内容によりますが、スキルや経験次第では高単価に設定できる場合があります。私はパート勤務より短時間で稼ぐことができています。
個人事業主のデメリット
孤独を感じることがある
個人事業は基本的に一人で行うため、相談できる同僚やサポートしてくれる人がいません。そのため、自己判断が多くを占め、孤独を感じる場面もあります。
営業活動が必須
仕事を得るためには自分で営業をしなければなりません。どのように顧客を見つけるか、どんなサービスを提供するか、戦略的に考え動く必要があります。
収入の不安定さ
月ごとの収入に波があるのは避けられません。仕事がなくなれば収入もゼロになる可能性もあります。
自己管理が求められる
時間が自由である反面、仕事とプライベートの境界線が曖昧になりがちです。私はこの管理がとても苦手です(笑)
チーム化の壁と収入の限界
個人事業には、1人で稼ぐ金額に限界があることも事実です。収益を拡大したいなら、いずれ「チーム化」や「事業規模の拡大」が必要になります。しかし、チームを作ると以下の新たな課題が生まれます。
- マネジメント業務の増加
- 営業活動の負担が増える
私も規模を大きくすることに憧れましたが、これらの課題に直面し、「やはり1人で無理のない範囲で働くスタイルが自分に合っている」と感じ、断念しました。
仕事の取り方
私が個人事業で事務代行を始めた際、試した仕事の取り方は次の通りです。
クラウドサービスに登録する
多くの仕事が掲載されているクラウドソーシングサイトに登録し、案件を獲得します。ただし、競争が激しく、時間単価が低くなるケースが多いです。中には「時給換算で50円」など極端に低い案件もありました。
オンラインサロンで人脈を築き、仕事をもらう
同業者や先輩から仕事をもらう形も経験しました。これにより、先輩のサポートを受けながら業界のノウハウも学べます。
ただし、オンラインサロンとは名ばかりの情報商材屋などもあり玉石混淆の世界なので慎重に!間違っても謎の商品を購入する「消費者」になる場所ではありません。
”稼ぐために利用する”という目的を忘れないでくださいね!
個人で仕事を取りに行く
現在私はこのスタイルに落ち着いています。自分で顧客を見つけ、直接取引をすることで高単価を実現できます。ただし、案件獲得やクライアント管理はすべて自分で行う必要がありますし、顧客が離れた際のリスクも伴います。
オンラインサロンと人脈の重要性
個人事業主として働く際、同業者とのつながりを持つことが非常に重要だと感じました。私はオンラインサロンに所属し、仕事の情報交換や業界のトレンドを学ぶ機会を得ています。こうした人脈は、収入やスキルアップに直結するので、孤独感を緩和する意味でもおすすめです。
収入を得る方法は色々あることを知っておく
個人事業主として働くことは、自分の可能性を試す自由な働き方です。ただし、それには孤独や収入の不安定さといった課題も伴います。
また、自分の理想の形に近づくためには、多くのトライ&エラーを繰り返す必要性も痛感しています。小さな失敗を繰り返しながら「少しずつ試す」ことをおすすめします。
一方で、長年企業勤めしか経験してこなかった私にとっては、同じ収入を得るのにもこんな方法があるのか!!と学ぶことがたくさんあります。
1つの企業に勤めていては絶対に経験できないような経験が積み重なり、ポータブルスキルはかなり強化されると思います。
収入を得る方法の一つとして是非参考にしてください!