はるかの自由手帖

卒婚準備で始める私時間

自立の重要性を考える

子供の「自立」を育むために、私が心がけていること

私が子供を育てるうえで、夫の実家とのやりとりを見ていて感じたことがあります。
それは、「自立」の大切さです。

夫の実家では、「親が何でも与えてくれる」という文化が大人になった今でも色濃く残っています。そのため、夫は「自分で考える」「自分で動く」といった力を十分に身につけていないように見えます。

私は、この環境をわが子が当たり前だと思うことに危機感を抱き、子供がしっかりと自立できるよう、日々の育児や教育で意識的に取り組んでいることがあります。

まずは自分の頭で考え、情報を収集する力を身につける

夫がすぐに「どうしたらいい?」と聞いてしまう癖を反面教師に、子供には「自分で考える」ことを徹底的に教えています。

たとえば、ちょっと考えればわかることや、調べれば解決することを、安易に人に聞いてしまうのは、相手の時間を奪う行為だと伝えています。

自分で調べる力が身につけば、大人になっても「できる人」として信頼されるはずです。

「やってもらって当たり前」はない

「やってもらって当たり前」という考え方は、後々本人を苦しめます。
他人に期待しすぎて「やってもらえない」ことで怒りや不満を抱いてしまうようでは、幸せを遠ざけることになるからです。

子供には、「自分でできることは自分でやる」を基本ルールとして教えています。
この小さな積み重ねが、将来の大きな力になると信じています。

自分の身に起こったことは全部自分の責任

もう一つ大切にしているのは、「自分の身に起こったことは全部自分の責任」という考え方です。

生きていれば理不尽なことは避けられません。しかし、他人や環境に責任を押し付ける「他責思考」では、幸せもチャンスも遠ざけてしまいます。受け入れたうえで、どう改善していくかを考える力を育てたいと思っています。

夫がよく「全部単身赴任のせいだ」と口にしますが、実際には違う理由があると子供自身も気づいています。その理解が、既に自立への一歩だと感じています。

生活のマナーを教える

夫がいわゆる“クチャラー”で、単身赴任を経てさらに酷くなってしまいました。本人にはやんわり注意をしていますが、自覚がないため改善の見込みはありません。

子供には、マナーとは「周囲を不快にさせないためのルール」だと教えています。自立するにあたり周囲との円滑なコミュニケーションは必須です。食事だけでなく、生活全般で周りに配慮することの大切さを伝えています。

夫の両親には、息子に高級なお料理を与える前に、場にふさわしい振る舞いを教えてほしかったと感じることもあります。ですが、その分、私はわが子にしっかりと伝えていきたいと思っています!

自立した子供を育てるために

私が卒婚を計画するにあたって、子供が自立していなければ、その計画は成立しません。そして、誰かに依存しないと生きられない状況は、子供自身にとっても不幸です。

自立を教えるのは時間がかかることですが、少しずつサポートしながら、子供が将来どんな環境でもしっかりと生きていけるように育てていきたいと思います。そして、一緒に明るい未来を築いていきたいと願っています。